書道で使用される筆には、日本筆と中国筆があります。書道用の筆は中国から日本へ伝わったもので、それを基に日本独自の工夫が施された筆が生まれました。両者にはどのような違いがあるのかご紹介します。
書道のはじまり
日本での書道のはじまりは、600年代に遡ります。中国から日本へ漢字が伝わり、その後仏教が伝わったことにより、写経が行われるようになりました。
さらに、紙や墨が伝わったことにより、本格的な書道が日本でも盛んになっていったのです。そして、日本の書道は完全に中国の書道を真似するのではなく、独自の発展を遂げてきた背景があります。書道そのものだけでなく、筆などの道具も日本独自の発展を遂げているのです。
日本筆と中国筆の違いとは
日本筆と中国筆の違いは、命毛の出し方です。命毛とは、筆の先端の一番長い毛を指しています。日本の筆は先端の毛がよく揃っていて、鋭いことが特徴です。この特徴によって、中国筆とは異なる表現ができます。
また、日本筆は安価な中国筆と比べ高価なものが多いですが、職人による手作業で作られているものは質も良く、比較的長持ちすることも特徴です。その他、中国筆と日本筆の違いの一つとして、毛の違いが挙げられます。
中国筆は昔から兎の毛が使われていることが多く、日本筆には兎の毛が使われることはあまりないため、独特の弾力のある書き心地を得ることが可能です。日本筆には、主に狸・鹿・馬毛などが用いられることが多かったため、毛の種類で筆を選んでみるのも良い方法といえます。
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日本筆と中国筆は、必ずしもどちらが優れているというわけではないので、好みやこだわりで使い分けてみましょう。書道用品をお探しでしたら、ぜひキョー和でご注文ください。